深爪になっていませんか?・・
こんにちは。フットケア・レーベンの大野直美です。
足の爪の長さ、どのくらいに整えていますか?
「爪の白い部分が見えないくらい」
「長さを意識したことない。とりあえず切れるだけ切ってる」
「深爪はダメとは聞くけど、どの程度までならいいのかがわからない」など、いろんなお声があると思います。
結論からお伝えすると、、、
この形が理想の形です(手書きで失礼します💦)
四角形で、先端の角を少し取る(スクエアオフ)という形です。
なぜかというと、
本来爪は、内側に巻く習性があり、爪の両端を斜めに切ってしまうと、爪の生え際の部分が短くなり、足裏(指裏)の力を受け止めることが不十分で巻きやすく、形や痛みが気になり、カットしようとしてさらに短くなるという、悪循環になります。
ここで、もう一つ、深爪による影響について😓
巻き爪の原因の他、深爪にしない理由として、爪の役割として指を守ることができないからです。
足の爪が切りづらいということで、来店させたFさん(男性:70代)です。
爪が切りづらいと、おっしゃられていますが、パッと見、切れているように見えます。が、しかし・・
爪先正面から見ると、赤丸の部分に、横に黒い線が見えます。これ、爪切りでの内出血の跡です。
指の先端の角質が厚くなっていて(これも、出来てしまう理由があるので、また別の機会に話します)、爪切りで皮膚を切ってしまっていたのですが、ご本人は気づいていませんでした😱 傷になっている事も知らなかったのです。
ここが、高齢の方のフットケアで特に気をつけなければいけないところです。
お体の状況により、きちんと確認できない姿勢での爪切りをされている方や、見えづらくてなんとなくで爪切りをしているとい方もいらっしゃいます。もし、間違って皮膚などを切り、怪我をしてしまったとしても、糖尿病や、血流障害、神経障害などをお持ちの方で、その病状によっては、痛みを感じにくい方もいて、気づくのが遅くなり、バイ菌入り入院治療が必要になる事もあります。(最悪な場合は…切らないといけなく事も・・💦)
そのため、足の爪切りと言っても、爪切りの前の皮膚と爪の境界をきちんと確認する事、適切な長さにする事がとても大事になります。
F様には、爪先端をやすりで整え、引っかかりを予防し、本来必要な爪の長さに爪を伸ばしていただくことをお伝えしました。
F様は、特に既往はお持ちではなかったので、ほっとしました!
爪が薄く乾燥もされていたので、ご自宅での爪育の部分でできることをお伝えさせて頂きました。
※指の形によって、角が隣の指に当たりやすい方は、スクエアオフの切り方では、爪があたってしまうので、形は少し変える必要があります。
爪の切り方や、自分にあった整え方など、知りたい・興味ある方は下記からぜひ☺️
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