出張ケア
病気の後遺症により、訪問リハビリを受けているYさん。
足の爪が指の腹に向けて伸び(これも巻き爪です)、
体重がかかると爪がグッと皮膚にあたり、痛みが・・😭
ご病気の後遺症( 例えばお体に麻痺)などがある場合、
関節が固くなったり、知覚が鈍くなると、
姿勢が不安定になり、
一番遠い足の指先=爪切りは難しくなります。
爪や指の変形があると、ご家族も
やってあげたくても、ケガをさせてしまうかもしれないと
手が出しづらいというお話をよく聞きます。
Yさんも、チラシをご覧になってくれて、
連絡をいただきました。
初回の時は、
「よかった〜。ずっと困っていたの。
ああ、嬉しい!
爪切りで涙が出るなんて。
これで、痛くない」
と喜んでいただきました。私も、とても嬉しかったです。
<施術前>
⇧ 指に変形があり、人差し指〜小指まで、
爪が下に向いてる。爪と皮膚の間に、角質の塊があり、
ぱっと見、皮膚なのか爪なのかわかりづらい
<施術後>
⇧ 爪周りのお掃除と1〜2ミリのカット。
皮膚と爪がしっかりついているので、
闇雲に短くすることはしません。
爪周りに隙間ができ、力を入れた時に、
爪が伸びても痛くない!
爪を切る時には⬇︎のような、
道具を使って、皮膚と爪の間の汚れを取り除き、
境目を確認してから切っていきます✂︎
指先は、
ほっんの小さな爪のトゲや角質の塊でも、
痛みに繋がるので、爪を切る前後の作業が
とても大切になります
以前ケアマネさんに、
「訪問看護師でも爪は切れるわよ」
と言われたそうなんですが、
Yさん
「ここまで、丁寧にやってはもらえないから、
私は、足の専門家の先生にお願いしてるの」
とおっしゃって頂いたそうです😭
私も、訪問看護師をやっていたので、
ケアマネさんがおっしゃられることもわかります。
医療保険や介護保険は使えないので。。
だからこそ、
看護師としての経験+爪切り前の事前ケアや、
その方の足・指の形に合わせた整え方、
靴下や靴の選び方、履き方なども含めた、
年齢や障害の有無に関係なく、
お客様にあった足の環境づくりをサポート
できる存在でありたいと思ってやらせて頂いてます。
施術が終わってYさんとパチリ📷
1ヶ月半おきにお伺いさせて頂いてます。
いつもありがとうございます
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 2025.01.22ブログ足の健康教室
- 2025.01.01ブログ本年もよろしくお願いします
- 2024.12.10ブログ介護靴「あゆみ」の工場見学!
- 2024.11.25ブログ家族介護教室